保管効率のためのコツ~倉庫活用のために~
- 2018/6/24
- 倉庫空間活用
保管効率のためのコツ
倉庫や工場にて、保管コストが膨らむ原因は、
- 部品や製品などと棚のサイズがあってない
- 保管場所を明確に定めてない
- 保管スペースの有効活用できてない。
物流倉庫の整理・整頓の徹底、空間有効活用
保管効率をあげるために、まず取り組みべきは物流倉庫の整理・整頓の徹底になります。
また、ラックや自動倉庫を適切に導入することでも保管効率が上がります。
特に、倉庫賃料は使用面積に対してかかります。いくら高積みしても賃料は同じです。
したがって「天井までの空間をいかに有効に活用するか」が、保管効率を高めるためには非常に重要なポイントになります。
高さロスを最小限に押さる必要がありまして、理想は高さロスは10パーセント以下が理想的になります。
工場倉庫、物流センターなどの天井高を5.5m~6mと考えた場合、平屋倉庫の場合は、固定ラックにパレット4段積み、多層階な場合は3段積みが効率的です。
保管スペースの有効活用
庫内は保管スペース、作業スペース、仮置きスペース、その他(通話、自動倉庫)に分けて考えます。
保管効率を上げるためには、まず着目したいのは仮置き場です。仮置き場は一見作業効率を効率的にするスペースに思えますが、逆に作業効率を落としかねないスペースになります。そのため、仮置き場を少なくするためには、入荷、入庫、格納、保管、出庫、出荷という庫内の一連の作業の流れをできる限り統合することです。
実際に仮置き場が庫内の比率の35パーセントに達しているのならば、そのスペースを半減させることを目指した方がいいでしょう。